お知らせ

『宝物アクション』にご参加ください!


日々の泥かき出しなどの作業の中で、被災者の方のたくさんの思い出がつまったアルバムや写真、位牌、賞状などを見つけます。
そんな思い出の詰まった“宝物”を、一日も早く持ち主の手元にお戻しできるように、 「宝物アクション」を5月から始めました。

自衛隊から届けられ倉庫に溜まっていた遺失物の数は、すでに段ボール300箱。まだまだごく一部でしょうし、瓦礫のある間は宝物も増え続けています。そこでアースデイ東京タワーでは、宝物を被災者にお返しするプロジェクトを市に提案しました。市としても溜まる一方だった遺失物の処理にちょうど頭を悩ませていたところで、いいタイミングだったようです。http://www.city.ishinomaki.lg.jp/hishokoho/sinsai/omoide.jsp
市には専従の臨時採用職員を入れていただいて、私たちは写真の洗浄を担当することになり、現在も毎日、旧石巻市役所1階で作業を行っています。

自衛隊から運ばれて来たものには、自衛隊の捜索エリアコードがふられていたため、そのコードをそのまま使って、宝物の特徴や持ち主などの手掛かり情報を加えて、エクセル表にまとめています。各地で遺失物の返却が始まっていますが、おそらく1品づつデータ化しているのは、私たちだけかもしれません。
今後、ある程度公開を終えたのち、キャノンとリコーの協力を得ながら、全てのデータに写真を添付して、いわゆる図書館の図書検索ような仕組みをつくって、写真を管理・返却していく計画もあります。

泥だらけの写真は、ぬるま湯の中で指でゆっくりと泥を四隅から順に剥がしながら洗浄し、乾燥させて個別ビニール袋に入れ、コード番号をふって一時保管しています。一体いつになったら終わるとも知れぬ細かい作業ですが、ひとりひとりの思い出の品を、ひとつひとつ丁寧に整理しています。

そして、5/23から順次一般公開しています。展示時間は毎日10〜15時、会場は旧石巻市役所2階の旧議会委員会室です。毎日3〜400人いらっしゃって、毎日100件ほどの返却ができています。これって、かなりの打率ではないでしょうか。展示物は毎週火曜日に入れ替えています。写真をデジタル化して修復するサービス窓口も、地元の写真店の協力で設けています。

泥出しや炊き出しなどアクティブな作業とは異なる、とても地味なボランティアワークですが、何もかもを無くされた被災者にとっては、心に残る大切な宝物をお返しするという、とても重要なお仕事をさせてもらっています。

そして、この宝物アクション、いよいよ大川小学校児童たちの遺留品も含まれている、河北地区の遺失物が集まる福地体育研修センターでも、同じく分類と洗浄作業を開始しました。こちらはまだまだ人の手が及んでおらず、泥だらけのまま体育館の床に無造作に置かれているだけでした。

初日の6/18は、アースデイ東京週末ボランティア総出で、泥だらけの体育館の清掃から開始しました。
(ボランティアスタッフのブログ http://blog.livedoor.jp/grand1901/archives/51273734.html
(ボランティア作業の様子 twitter http://twitter.com/#!/edtt311

この宝物プロジェクトは、かなり長期にわたって人手を必要とする、とても大切な仕事です。やる気があれば、年齢、体力に関係なくできるボランティア作業です。
ボランティア(お手伝い)して下さる方は、それなりにはいらっしゃるものの、ボランティア作業の指示出しをしてくださるボランティアリーダーが不足していて、今のところアースデイ東京タワーの長期ボランティアで、綱渡りで引き継ぎながら、なんとか回しているような現状です。おはずかしい話しですが・・・

現地で一緒に活動してくださる方を募集しています。よろしくお願いいたします!

(更新日:2011年6月21日)